いつくしみ深き 友なるイエスは 罪とが憂いを とり去りたもう
こころの嘆きを 包まず述べて などかは下さぬ 負える重荷を
いつくしみ深き 友なるイエスは われらの弱きを 知りてあわれむ
悩みかなしみに しずめるときも 祈りにこたえて 慰めたまわん
いつくしみ深き 友なるイエスは かわらぬ愛もて 導きたもう
世の友われらを すて去るときも 祈りにこたえて いたわりたまわん
「おや?」と思われる、読者がおられるかも知れない。
実のところ私も、クリスチャンでない悲しさ、小松さんの紹介された「月なきみ空…」を、この葬儀の日まで、「賛美歌」とばかり信じていた。神戸教会での葬儀当日、葬儀次第に記されたこの賛美歌第312番の歌詞を知るまでは、そうだとばかり思い込んでいたのである。