作品紹介

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北野町の白い家

北野町の白い家
油絵・S30号(92×92)/ 制作=1970年頃

油彩3
北野町の古き家 グラッシャニ氏邸
赤レンガ塀の家 灰色の家
水色と黄色の異人館 陽の当る家々
旧、英国人アブラハム氏邸 楠の大木のある家
異人館と階段 北野町の白い家
<<解説>>

この家の主人はインテリの弁護士の人で、好意的だったし、僕も好きな人であった。建物も現在まで保存されており、何回も絵にかいた。(デッサンが後ろに収録されている(注)

右の茶の鎧窓の家や左の家はアパートにたてかえられてしまい、今はただ一軒、赤レンガと白い壁だけが残ったわけだ。

この頃の一連の作品には、手前に樹をおいたり、家を配し、構図に一時期の変化があった。

 

(注)画集では後方のページにこの建物のデッサンが収録されている。当サイトでは素描のページで紹介しています。