作品紹介

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塗り変えられたスタディ二ック氏邸

塗り変えられたスタディ二ック氏邸
油絵・F100号(130.3×162)/ 制作=1972〜74年

油彩4
神戸異人館の建設者ハンセル氏邸 山本通りの異人館
渡り廊下のある異人館 丸と角の出窓の家
最後の異人館 塗り変えられたスタディ二ック氏邸
陽の当る家 冬のスタディ二ック氏邸
桃色の家 初夏の神戸
<<解説>>

これは山本通りに南側にある、白系ロシア人のスタディニック氏のいた家である。息子さんはアメリカに渡り、老母と年老いたアマさんが長く住んでいた。

このアマさんが親切で「さあさあ、お描きなさい」といつも邸内に招いてくれたり、表からかかせてくれたりで嬉しかった。

やがて老母が亡くなられ、このアマさんも養老院に入ってしまわれ、淋しくなった。