作品紹介

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丸と角の出窓の家

丸と角の出窓の家
油絵・S50号(111×108)/ 制作=1972年

油彩4
神戸異人館の建設者ハンセル氏邸 山本通りの異人館
渡り廊下のある異人館 丸と角の出窓の家
最後の異人館 塗り変えられたスタディ二ック氏邸
陽の当る家 冬のスタディ二ック氏邸
桃色の家 初夏の神戸
<<解説>>

建物としての形がおもしろかったが、前の道が狭く、こんな大作にすると迫ってしまいあおぎみる感じになった。

鎧窓のペンキがポロポロとはげ、持主が掃除するとまたペンキくずがたまる。家がくちていくのが目に見えるようで気が気ではなかった。遂には鎧窓そのものが落ちたり、雨もりが始まったりした。

一番苦労したのは、手前のレンガ敷きの舗装路である。風変わりなのはおもしろかったが3ヶ月ほどあれこれ苦心したものだ。