パリ行きの船中

1958(昭和33)年  54歳
5月、『わがなつかしき神戸』を出版。神戸出身の作家田宮虎彦と共著。後援者小川治彦の協力で渡欧後援会。
6月、桂画廊で個展。
7月、第1回ヨーロッパ写生旅行。(9ヵ国・10ヵ月の旅)フランス、ドイツ、イギリス、スペイン、ベルギー、イタリア、オランダ、スイス、ギリシャ。


1959(昭和34)年  55歳
6月、帰国。
7月、大阪梅田画廊にて「滞欧作品個展」
9月、第23回新制作展出品。「ブルーバー・モンパルナス」「旗のある風景」「ルウ・ド・モンパルナス」「シャルトル風景」「ガル・ド・モンパルナス」[ル・ツールネフォール」
10月、高知大丸にて滞欧作品展45点。
11月、兵庫県文化賞受賞。
11月、神戸大丸にて兵庫県文化賞受賞記念個展。“小松益喜神戸回顧と滞欧作品展”


パリで写生

1960(昭和35)年  56歳
9月、第24回新制作展出品。「エドガー・キネ」「パンツールの家」「グランショミエールの街角」


1961(昭和36)年  57歳
「朝日人」、「今月の朝日会館」など小刊行物の表紙を描く。
9月、第25回新制作展出品。「神戸北野風景A・B」「室生寺金堂」
12月、妻ときのための画展開く。(ときが第1回A・A婦人会議日本代表として参加する。その参加費集めの協力として)